誘 拐

1965年3月10日~19日
紀伊国屋ホール



春の朝、ぽかぽかした日差し陽ざし。兄と弟と妹、そして人妻、4人の男女が、重大な計画の相談をしている。兄は安バーのバーテンダー。弟は倒産寸前の町工場経営者。妹は童話好きのオールドミス。人妻は官吏の夫も捨てて兄と同棲中。こうした中年の四人が計画しているのは誘拐である。「僕は、ただ、紳士録を、パッと、開けて、目をつぶってパッと中指をここに当てただけだ。そしたら、運良くここの人の家に触ったんだ。もう一度だけ、繰り返す。こと誘拐に関しては、僕はプロじゃない。アマなんです。アマチュアなんです。素人なんだ。」素人の冗談半分の誘拐計画はふとしたことから成功。突如、四人の手に、一億円の身代金と、一人の美少女が、ころがりこんできた。そして・・・。


妹(童話好きのオールド・ミス)
人妻(官吏夫人)
娘(富豪令嬢)
女(エチオピア人貿易商の妻)
人妻の夫(官吏)
女の友人(水商売上がり)
男の子(女の子供)
弟の妻(喘息もち)
弁護士(青年)
男(産婦人科医)
娘の父(大実業家)
丹阿弥谷津子
賀原夏子
島かおり
真咲美岐
金子信雄
萩 ?子
太田 登
宮内順子
勝部演之
奥野 匡
青野平義


演出
装置
照明
効果
衣裳
舞台監督
公演責任者
矢代静一
水田晴康
高田一郎
浅沼 貢
吉田美能留
柴田静子
寺崎嘉浩
萩 晝子