マカロニ金融

1998年9月9日~15日
俳優座劇場


(第一幕)
ローマ近郊の丘の上にいつの頃から住み着いたファブリッツイ氏。年三割の高利で預かり、年三部の低利で貸すという常識の逆を行く金融方式が大評判になり、今やこの辺では誰知らぬものもない名士となっていた。貧しい人々からは聖者扱いされるほど。しかし、おさまらないのは地元銀行。ついにたまりかねて警察に苦情を持ち込む。こうして、秋晴れの美しい午後、パコ警部、駐在所のネラ部長、サルディ銀行頭取の三人組の登場とあいなった。一方、法王庁からも、オッタヴィオ司教が派遣されてくる。ネラ部長はファブリッツィ攻略の一策として、たまたまこそ泥に忍び込んだ、ドヤ街育ちの美少女、アメリアを女中として忍び込ませ、ファブリッツイ氏の身辺をスパイさせようとする。
(第二幕)
その三日後。アメリアは今までほしくて仕方がなかったドレスや、バッグや靴が好きなだけ買えるので有頂天。ガッカリしたネラ部長は、第二案として、アメリアの弱点に付け込み、ファブリッツイ氏から辱めを受けたというニセの陳述をさせる。
(第三幕)
前幕の翌朝。娘アメリアのニセの陳述を真に受けたサルトーリ夫人がすっとんでくる。しかしファブリッツイ氏の対応にすっかり煙に巻かれて退散。ファブリッツイ氏はアメリアと二人きりになったところで結婚を申し込む。
(第四幕)
前幕の一ヵ月後。ファブリッツイ夫妻は甘い新婚の夢に酔っていた。だが、その幸福にいつまで浸っていられるものやら・・・?黒い不吉な鳥のように、まずパコ警部が現れる。一月前押収して行ったファブリッツイ氏の帳簿を調べた結果、一億リラの赤字を確認したというのだ。こうしてファブリッツイ氏の「マカロニ金融」は取り付け寸前の窮地に立たされた。金庫の中にはもう二百万リラしか残っていない。さて・・・?



アンナ(婆や)
ファウスト・アマァト(労働者)
オッタヴィア(司教)
アントニオ・ファブリッツイ(主人公)
ヴァレラ夫人(小金を持った未亡人)
カドウッキ(肉屋)
ネラ(駐在警察官)
サルディ(サルディ銀行頭取)
パコ(ローマ警視庁経済警察警部) 
医師
アメリア(貧民窟の娘)
サルトーリ夫人(アメリアの母)
目黒幸子
池田俊彦
平松慎吾
浜畑賢吉
平田敦子
山田敦彦
川端槙二
倉石功
団時朗
若菜一義
真堂藍
木村有里、葛城ゆい



演出
演出補・舞台監督
装置
照明
選曲
フルート作曲
効果
衣裳
演出助手
照明オペレーター
音響オペレーター
舞台部
衣裳助手
フルート演奏
特殊小道具製作
大道具
小道具
ヘア
ヘア・ウィグ
履き物
運送
制作
アルベール・ユッソン
和田誠一
黒柳徹子
本城義明
園良昭
皿田圭作
悳俊彦
小森昭宏
八幡泰彦
伊藤早苗
小林史
田村宣彬、加藤一郎、宮内理恵、和田篤
森下美佳
福田敏、信成田明哉、竹内一貴、小林勇樹、村山真哉
田邊里彩
相馬充
渡辺数憲
俳優座劇場舞台美術部 神谷卓男
高津映画装飾 鳥城清
水島裕作
スタジオAD 林みゆき、渡邊聡子
神田屋
野地輸送 榧野明
塚原純江、小川浩